漫画アシスタント。
背景やベタ、トーン、作画補助、雑務まで…漫画家さんの作品の補助をするスタッフのことです。
背景やベタ、トーンができるからこの技術で稼げたらいいな!と思っても
どうやってアシスタント先を見つけたらいいか最初は悩んでしまうと思います。
そこで今回は、自分の経験も含めてどうやってアシスタント先を見つければいいのかというのを
ご紹介したいと思います。
目次
漫画アシスタントのなり方、始め方
アシスタント募集は結構色々な方法で募集されています。
①雑誌誌面や雑誌のWEBサイトでアシスタント募集
漫画雑誌にアシスタント募集ページが設けられている場合や、
出版社の雑誌のWEBサイトにアシスタント募集ページがあります。
その場合はそこの応募条件にある通り、見本絵や自己アピールなどを記載して応募しましょう。
②作家さんがTwitterやブログでアシスタントを募集している
最近はかなり多いです。
私も一番最初のアシスタントは好きな作家さんがTwitterでアシスタント募集をしていて
それに応募したのがきっかけでした。
ツイッターで「アシスタント 募集」などで検索するとヒットすると思います。
③アシスタントマッチングサービスで探す
J.A.C.(Japan Assistants Club)
最近サイトが新しくなりました。以前とはURLが変わっています。
昔からある募集掲示板で、アナログ(通い)アシスタント募集が他のマッチングサイトより
多い印象です。
GANMO(がんも)
一時期、上記のJACが稼働停止していた時に
漫画家の赤松健さんが立ち上げたサービスです。
新しいサービスなのでUIとか見やすいです。
JACとGANMOどちらにも募集を出す作家さん多し。
③知り合った作家さんや編集さんから紹介
デビューしてないけど漫画賞に応募して編集さんがついている人は編集さんから「●●先生のアシスタントに行ってみない?」と紹介されたり、
アシスタントした作家さんから「友達の作家がアシスタント探してるんだけど紹介してもいい?」等で
紹介でアシスタント先が見つかることがあります。
アシスタントの疑問
↓応募メールの書き方ポイント
↓在宅アシスタントのデータのやりとり方法、仕事の仕方など
↓よくある仕事内容
↓お給料関係
落選してもめげないメンタルが大事
初心者のうちはだいたい「ご縁がありませんでした」と言われてしまうものです。
めげずに画力向上の練習をしながら応募しましょう。
画力が上がっても、作家さんとの作風が合わなくてご縁がないこともしょっちゅうなので
落ち込まないメンタルでいましょう。
漫画アシスタント 未経験・初心者でもなれる?
また、「絵を描くのが初心者(画力がない)なのでタダでもいいので雇ってください!」というのは
お断りされる可能性の方が圧倒的に高いです。
極々たまーに熱い作家さんやお金に余裕のある作家さんが初心者歓迎してることもありますが、
基本的にアシ募集する作家さんは即戦力になる人を募集しています。
デジタルのノウハウやアシスタントのルールなどわからなくても、
画力やスキルがあれば雇ってくれる作家さんはいるのでお断りが続くなら
まずは画力アップを優先しましょう。
何歳から何歳までなれるの?
募集年齢ですが、下限は作家さんによりますが、
上限は指定していないところが多い気がします。
強いていうなら修羅場(締め切り間際などの地獄のように慌ただしい)時に
時間的に無理ができる年齢や立場か、というのは考慮されるかもしれません。
(でも最近はあまり無茶な作業を強いる作家さんは少なくなってきた気がします。)
おわりに
アシスタントの最初のハードルは採用されるかどうかです。
始めたての時期は「就活かよ!」ってくらい不採用が続くかもしれませんが
その壁を乗り越えられると軌道に乗れてきます。
まずは画力向上を図りながらとにかく応募、チャレンジしてみてください。