フリーランスになる前にすること!引っ越しとクレジットカード作成

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漫画家、アシスタント、同人作家の悩みの種

会社勤めやアルバイトをしていると在宅フリーランスって憧れますよね。

在宅だと出勤はないので移動時間がないし着替えも化粧もしなくてもいいし
調整すれば休みたい日に休めるし。

フリーランスでもちゃんと稼げるようになれれば、
会社員の時の方がよかったなーって思うことってそうそうないんですが
(税金関係は慣れるまでちょっと大変ですが)、
私がフリーランスになって、これだけは困るということがあります。

それが引っ越しとクレジットカード作成です。

会社勤めしている人のほうが圧倒的に有利なのがこの2つなのです。

そこで、今回はフリーランスになってからの
引っ越しやクレカ作成、ローンや消費者金融利用についての体験談を書いていきます。

引っ越しの審査

いい物件を見つけても、そこに居住するには審査を通る必要があります。

学生で親が連帯保証人などになってくれている場合、その親が審査対象なんですね。
私は学生時代は親が契約してくれていたので
賃貸契約審査がそんなに厳しいものだとは知りませんでした。
フリーランスになってから初めて自分で引っ越しを検討し、
物件に申し込みをして審査に落ちた時ショックだったのを覚えています。

収入がサラリーマンより高いであろう、登録者20万人以上いるYoutuberの方などが、
賃貸審査に受からないと言っているのを聞いたこともあります。

そう。たとえ一般的なサラリーマンよりお金を稼いでいたとしても、
フリーランスは審査に落ちることがよくあります
サラリーマンの方が圧倒的に社会的信用が高いのです。
なんならアルバイトの方が高い時もあります。

「家賃数か月分前払いとかで契約できないの?」と思う方もいるかもしれませんが
ほとんどできません。

なぜなら、不動産会社や大家さんは家を貸す相手として
よくわからないフリーランスよりも、安定収入があってどこかに所属している人間の方がいいのです。

そんなわけで、もし今現在会社勤めやアルバイトをしているけど、
やめてフリーランスになろうとしている人は、
引っ越しは仕事を辞める前に済ませておくことをオススメします。

契約しやすい方法

じゃあフリーランスになったら全然引っ越せないの!?といったらそういうわけでもありません。

都内などの人気物件や家賃が高い物件はハードル高めになってきますが、
契約できないわけではありません。

保証人がいなくても、預貯金審査などで通してくれる不動産会社や大家さんもいます。

預貯金審査

預貯金審査とは、
自分の銀行口座にこれだけの貯金がある、ということを保証として提出するものです。
通帳等を見せるのではなく、きちんと日付と金額が入った証明書を銀行で発行してもらいます。

「家賃が滞ったら差し押さできる資産がこれだけある」という保険や収入があるという証明になるので
預貯金審査だと通してくれることも多いです。(貯金額にも大いに左右されますが)

あとこれ以外にも確定申告書類の提出を求められる場合があります。
月々の給与明細がないフリーランスはいろんな機会に確定申告書類を求められることがあるので、
確定申告は必ずしておきましょう。

クレジットカード

引っ越しと肩を並べる、フリーランスの悩みの種がクレジットカードの作成です。

フリーランスになると本当に審査通りません。

私は幸い学生時代に作っておいたクレジットカードがあるので
なんとかなっていますが、
いま、ショップ提携クレジットカード等を作ろうと申し込んでも審査通りません。
フリーランスになる前に作っといてよかったと心底思っています。

クレカは使わない主義の人でも、作っておけるうちに作っておいた方がいいです。
フリーランスになってから「クレカ欲しい!」と思っても遅いのです。

引っ越しと同じく、クレジットカード作成も会社を辞める前、もしくは学生のうちに作っておくことをオススメします。

ローンと消費者金融

ローン

クレジットカードに通ずるのですが、
高額ローンなども審査に通りません。高い買い物は基本一括払いです。

消費者金融

消費者金融は、収入証明ができないと審査に通らないので
会社勤めは年末調整の書類、
アルバイトは月々の給与明細、
フリーランスは確定申告書類などが必要になります。

私は10年ほど前、消費者金融でお金を借りたことがあります。
その時は年収200万以下。確定申告の書類で審査が通りました。
ただし借用希望額が多額だと通らない可能性があるのでご注意ください。

ちなみに返済し終わって9年ほど経ちますが返済完了後に電話とか郵便物が来たことはないし
不当請求とかももちろんありません。

消費者金融って怖いイメージですが、フリーランスで仕事が上手くいかなくてどうしてもお金がない、
という時は頼るのもありだと思います。

消費者金融などの借入情報(信用情報)は完済から5年保持されます。
つまり5年経過するとクリアされます。
なので、5年以内に完済を終えた人や
借入をしてまだ返済中の人はクレカ作成などに影響しますのでご注意ください。

勤めている人は今のうちに契約などを!

一度契約してしまえば、(規約や支払いを守っていれば)
仕事を辞めてもそれらを解約されることはありません。

物件もそのまま住めるし契約更新もできます(再審査がある場合もあります)
クレカもそのまま持つことができます。

フリーランスになることを考えている人は、
仕事を辞める前にそう言った身の回りの契約ごとを済ませてくださいね!