同人作家の確定申告。白色・青色どれを選ぶ?自分に合った選び方

税・確定申告

確定申告まで2か月切りましたね!今年の確定申告は3/16が〆切です!

2020年4月16日までに延長されました。

ところで確定申告って白色と青色の二種類ありますが、
初めて確定申告する人は自分はどっちがいいんだろう?何が違うんだろう?って迷いますよね。

確定申告って白色青色あるけど何が違うの?
青色はお得っていうけど実際どうお得なの?
青色申告のお得さってどんな人にも当てはまるの?

ということで今回は青色申告と白色申告の違いと、どういう人はどっちがいいかの解説をしていきます。

ちなみに青色申告は事前申請が必要なため、
今回はじめて確定申告する人は白色申告のみになります。

青色申告したいなって思ってる人は、今回の確定申告と同時に青色申告申請書を出しましょう。

スポンサーリンク

白色申告、青色申告(10万控除)、青色申告(65万控除)の違い

確定申告は白色申告青色申告がありますが、その青色申告にはさらに2種類あり、

①白色申告
②青色申告(10万控除)
③青色申告(65万控除)
の3種類に分かれます。

この10万控除や65万控除は何かというと、簡単に言うと
税金が安くなる特典みたいな感じです。
例えば

同人誌やコミッションなどで150万売上があり、
それにかかった経費(印刷代やPC備品など)が50万だった場合、
売上100万-経費50万=所得100万円です。
所得195万円以下は税率5%なので、所得税がどうなるかそれぞれ計算してみます。

※以下説明のため基礎控除など他の控除額は考えないものとして

白色申告… 所得100万円、所得税50000円
10万円控除…所得100万円から10万円引くことができ、90万円に課税。45000円が所得税。
65万円控除…所得100万円から65万円引くことができ、35万円に課税。17500円が所得税。

となります。

青色申告(65万控除)をするとだいぶ変わりますね!!

所得税は3/15(今年は3/16)までに基本的に一括を払わなければいけないので、
この65万控除で得られる恩恵はかなり大きいです。

帳簿作成、申告の手順の難しさの違い

白色申告

めんどくささ★☆☆☆☆

白色申告の帳簿のつけ方については以前記事にしましたが、

白色申告は無料会計ソフトエクセルなどの表計算ソフトで帳簿作成できます。
上記記事では無料で使えるやよいの白色申告オンラインを使っているので参考にしてみてください。

青色申告(控除10万)

めんどくささ★★☆☆☆

「青色申告(控除10万円)」の帳簿作成工程は白色申告と同じです。
つまり「青色申告」ではありますが「白色申告の無料ソフト」で作成できます

めんどくささの違いは青色申告申請書&開業届を提出しなければいけないことくらいです。

青色申告(65万控除)

めんどくささ★★★★★

65万円控除を受けるためには帳簿を複式簿記で作成する必要があります。
素人では作成不可能なので有料会計ソフトが必須です。
だいたい年額1万円前後でソフトがあります。

1万円ってちょっと高く感じるかもしれませんが、
65万円控除によって安くなる税金が1万円以上あるので、思い切ってどれか契約しちゃいましょう。

青色申告できる会計ソフトと価格比較

やよいの青色申告オンライン
1年間無料、次年度から8000円
操作でわからないことがあったら聞けるベーシックプランもおすすめ。
私はベーシックプランに入っています。

会計ソフトfreee
30日間無料、年額9800円
固定従業員がいるサークルさんや漫画家さんなどにオススメ。

マネーフォワードクラウド
一か月無料、年額11760円
もっと規模が大きい人向け。

色々ソフトはありますが、去年やよいの白色で確定申告してみて使いやすかったので
今年も引き続きやよいを使用していきます。
今年は青色申告をするのでバージョンは青色申告オンラインにしています。
この入力の仕方はまた2月中旬ごろからキャプチャ付きで細かく説明をしていきますのでお待ちください。

弥生の白色申告から青色申告へバージョンアップするには

去年やよいの白色を利用してて今年青色に乗り換えて使う予定の人は
やよいの青色申告オンライン のページの上部の「一年無料でお試し」ボタンか
ページ下部の「申し込み手続きはこちら」ボタンを押し、

弥生ID新規登録の下にある 「すでに弥生IDをお持ちの方はこちら 」を選び、
弥生登録メールアドレスを入力すると去年のデータを保持したまま
青色申告バージョンにバージョンアップできます。

サラリーマンの同人収入。青色申告できる?

普段サラリーマンをしている人で、
同人活動やコミッションで副収入があるから確定申告しようとしている人の場合、
青色申告がしたくても青色申告の申請が許可されない場合があります。

青色申告ができるのは「事業所得」でなければいけないのですが、
事業所得と認められるためには継続性があって、その事業のために設備を投資している
必要があります。そうでない場合は「雑所得」となってしまいます。

なので、定期的に本や作品を出していなかったり収益がない場合は
青色申告の申請が通らない場合があるのです。

もちろん通る場合もあるので、まずはお近くの税務署に問い合わせてみてください。

いくら以上収入があったら青色にすればいい?

上で控除額について少し書きましたが、
所得税は「基礎控除38万円」(税制改正により来年分からは48万円)というものがあり、
どんな人でも38万円控除されます。

「いくら以上稼いだら確定申告が必要か?」で基準となる
「専業38万円以下は確定申告不要」の38万円とはこの基礎控除です。

副業収入は20万円から申告が必要です。
会社勤めをしている人は会社給与で基礎控除されてると思いますので
副収入分の確定申告の分に38万円控除は適用されません 。

つまり専業で38万円しか稼いでなければ所得税は0円ですし、
所得が100万円で青色申告の65万円控除をすれば、基礎控除38万と青色控除65万円で

100万-38万-65万=0以下

となるので所得税は発生しません。
実際は他の控除もあると思うのでもう少し所得があっても青色申告にすると
所得税は発生しないことになります。
(※住民税や年金は控除前の金額で計算されるのでご注意!安くなるのは所得税だけです)

なので、最適な確定申告方法を選ぶ基準は
白色申告…課税対象所得が基礎控除38万&その他控除で0円になる人
青色申告(10万控除)…課税対象所得が基礎控除38万&青色控除10万&その他控除で0円になる人
青色申告(65万円控除)…上記以上の所得がある人
となります。

控除の種類はたくさんあるので
自身に適応されるものを確認しましょう!

まとめ

どれがオススメかで言えば、とりあえず 青色申告申請書&開業届を提出しておいて
「気軽な10万控除」か「めんどくさい65万控除」かは確定申告する時に決めるのがいいと思います。

白色申告と青色申告10万控除は帳簿作成の手間はほぼ同じなので、
青色申請書が通る人は後者を選ばない手はありません。

ぜひ自分に合った申告方法を選んでくださいね!