「Raiot」は一時期大ブレイクした「質問箱」の開発者さんが制作したWebサービスです。
（※現在は「質問箱」は売却され別運営になっています）
RaiotはPixivやTINAMIなどとくらべて閉鎖的なイラスト投稿SNSで、
評価は数字として表れずスタンプのみという、壁打ちイラスト投稿サイトでは先駆けのWEBサービスでした。
（その後似たようなコンセプトの「ポイピク」や「かべうち」が登場しています）
評価を気にしなくていいことや、交流不要なことなどの距離感を好む人たちに愛用されていました。
ところが、そのRaiotが2019/12/16から突然予告なく接続できなくなっていて、
利用者の間でちょっとした騒ぎになっています。
目次
ドメイン？サーバー？どっちに問題が？
サイトにアクセスできなくなっている原因は
サーバーからデータが消去されたわけではなく、
ドメインの失効によりアクセスできなくなっているらしいです。
メモログさん：イラストSNS『Raiot』アクセス不能に思うこと
Webサイトは「サーバー」と「ドメイン」があって運営することができます。
Webサービスを運営しているのであれば自社サーバーを用意していると思われますので
サーバーに何かあったと考えるよりも、ドメインが更新切れなどで失効して
アクセスできなくなっていると考えるのが自然なのです。
もしドメインが失効しているだけなのであれば、サーバーにデータは残っているわけなので、
ドメインを更新や変更すれば復旧できるはずです。
2019.12.27追記
どうやらレンタルサーバーの可能性もあるようです。
同開発者さんによる2017年の運営サービス終了時のツイートです。
この他にも素材販売サイトUnitStockなど、同開発者さんのサービスを見つけましたが、
同様にサービスを突然終了させていたというツイートを見かけました。
開発者さんのスタンス
どうやら開発者さんは
「色々サービスを作ってダメなら終了」
というスタンスのようです。告知くらいはしてほしいものですが、
上記の件を見ると告知してもその期限まで待たず終了することもあったようです。
確認した同開発者さんのWEBサービス（全て閉鎖か売却済）
・質問箱（売却）
・TmBox（閉鎖）
・UnitStock（閉鎖）
・Raiot（閉鎖）
開発者アカウントは消去？RaiotのTwitterアカウントも7月から反応なし
2019/12/16にアクセス不能になってから1週間、公式からなんの音沙汰もありません。
RaiotのTwitterアカウントは2019年7月からツイートなし、リプライにも無反応な様子。
プロフィールにリンクされている開発者さんのTwitterアカウントはアカウント名を変更したのか
そのアカウント名ではアクセスできなくなっています。
ただ開発者さんの別の（変更済の？）稼働しているアカウントに、
Raiotアクセス不能の件でリプライしている人を見かけました。
開発者さんの反応はというと、その問い合わせリプライには答えないにもかかわらず、
その後別のツイートをしていることから今回の件はあえてスルーしているようです…。
とりあえず開発者の人になにかあったわけではないということは確認できました。
復旧はおそらくない
Raiotをアーカイブとして使用していた人はやりきれないと思いますが
データが戻ってくることはなさそうです。
