「たくさん描けば上手くなる」という言葉の正体がわかった話

創作力・画力・漫画力
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「たくさん描けば上手くなる」の正体

「絵がうまくなるコツ」で調べたことがある人は絶対に1度は見たことがあるであろうフレーズ
「たくさん描けば上手くなる」
これ、練習中は「たくさんって結局どのくらいなの」「自分はどれだけ描いても上手くならない」なんて思ってたんですが、
最近とあることがきっかけで「たくさん描けば上手くなる」の正体がわかったかもしれないので書き留めておきます。

両利きになった話

まず、下記は2019年5月の私の記事「左手でマウスを使えるようになったら作業効率が上がった」という記事なのですが

あれから3年、左手をあらゆることで使い続け、今はほぼ両利きと言っても過言ではないくらいになりました。

ちなみに両利きになった!と思った瞬間が
生卵を利き手と同じくらいの速度で溶くことができた時でした。
マジで生卵溶くのムズイ。字書くよりムズイ。

そんなわけでほぼ利き手と同じくらいの動きができる左手ですが、なぜ「ほぼ」なのかというと
右手と同じような絵は描けない
からです。
今まで描いてきた経験も、ノウハウが蓄積している脳もあるし
食事も歯みがきも字を書くことも利き手と同様の力加減で物を操作することができるのに、
絵は描けないんです。

利き手は手首の柔らかさが段違い

今自分には、十数年絵を描き続けた右手と、絵を描かない人の利き手くらいの左手があります。
この左右の手で絵を描こうとすると、圧倒的な違いがあるんです。

それは手首の柔らかさ。

ぷにぷにしているとかではなく、
右手は変速機で一番軽いペダルのような、とにかく軽く、可動域も広く、力も入れずに線が引ける手首なんです。

対して左手の手首はグギギギ……という錆付いたような動かなさです。
と言っても卵溶きをマスターしてからは、生活してる中で左手が不便だなと感じたことはありません。
絵を描くときだけ、左手が思うように動かないなと感じるんです。

絵を描くことでしか使わない筋肉がある?

そこで結論ですが「たくさん描けば上手くなる」というのは、
絵を描くことでしか使わない手首の筋肉?があって、
たくさん絵を描くほど、手首がやわらかくなり思い通りの線が引けるようになるのではないか?と思ったのです。
もしかして練習量が少なくても上達が早い人って、絵の練習を始める前から手首柔らかかったりしませんかね…?

ということで、
絵を描き続けた手と、絵を描かない人の利き手を比べて気づいた話でした。

もし「この練習意味あるのかな…」と不安になることがあったら

たくさん描く=手首が柔らかくなってる

と思えばモチベーションも保てるのではないでしょうか。

私の左手は引き続き育てて行こうと思います。絵が描けるようになったらまた記事にしますね。