目次
高い画力がなくても大丈夫
美麗なイラストや、漫画や背景は描けないけど、
普通の人よりは絵が描ける。
そんな人にオススメなのが
コミッションサイトとストックフォト・イラストサイトです。
SNSアイコンイラスト依頼・作成などの簡単な依頼をマッチング
技術売買マッチングサービス。コミッションサイトは
「こういうイラストを描けるので〇円であなたのアイコン描きます」という出品に対し
サンプルなどを見た購入側が権利を購入してイラストをリクエスト(発注)できるサービスです。
ストックイラスト、ストックフォトサイト
ストックイラストサイトは
素材としてアップしたイラストがダウンロードされると
金銭が発生して収入になる仕組みのサイトです。
ストックフォト(Stock Photo)とは、頻繁に使用されるであろうシチュエーションで予め用意された写真素材のこと。もしくは、写真を含むそのほかマルチメディア素材のこと。その中から、予算に応じて広告・出版等の制作会社が目的に合った素材を選び、使用料を支払うことで利用できる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
写真だけではなくイラスト、動画、音楽などのストックサイトがあります。
おすすめのコミッションサイト、ストックイラストサイト
【2019.7追記】
ココナラ、SKIMA、Skebの3サイトに登録し、請負側として利用してみました。
それぞれ、使用してみた感想や手数料、どのくらい稼げたかについて、記事の一番下で追記しています。
手数料の見方ですが、例えば1万円で依頼を受けた場合、
手数料20%+消費税だと2200円が運営側へ、自分の取り分は7800円となります。
手数料が低い方が、その分自分の取り分が多いということになります。
ココナラ
【ココナラ】手数料
1円〜5万円以下 25%×税10%(実質27.5%)
5万円〜10万円以下 20%×税10%(実質22%)
10万円〜50万円以下 15%×税10%(実質16.5%)
50万円以上 10%×税10%(実質11%)
消費税が各手数料に対してかかるため、
依頼金額-(手数料x10%)=もらえる金額
となります。
支払いについて
出金手数料160円、ただし3000円以上の申請の場合は無料
160円以上で振り込み申請可能
1~15日の申請は20日振り込み
16~月末の申請は翌5日振り込み
※土日祝日の場合は翌営業日
ココナラの特徴
イラストも扱ってるところだと一番有名なコミッション型サイトです。
SNSアイコンやブログ・youtubeなどに使うワンポイントイラスト、同人誌の表紙、広告イラストなど、
1カットから受けることができます。
イラストの他にもプログラミングやダイエット指導など、いろいろなスキルを販売可能。
大手サイトなので利用者も多いですが、ココナラでは成人向けのコミッションは禁止です。
アダルト系のイラストや漫画で稼ぎたい時は以下でご紹介するSKIMAやskebがオススメです。
SKIMA
【SKIMA】手数料
1円~20000円 20%×税10%(実質22%)
20001円~50000円以下 15%×税10(実質16.5%)
50001円以上 10%×税10%(実質11%)
消費税が各手数料に対してかかるため、
依頼金額-(手数料x10%)=もらえる金額
となります。
支払いについて
出金手数料258円
1000円以上で入金申請可能
1~15日の申請は20日振り込み
16~月末の申請は翌5日振り込み
※土日祝日の場合は翌営業日
SKIMA(スキマ)の特徴
こちらはココナラと違いイラスト・オタク向け特化のコミッション型サイトです。
SKIMAもSNSアイコン依頼1カットから受けられます。
ココナラより手数料が安いのと、オタク系に特化しているので
絵柄がアニメコミック系ならこちらがオススメ。
ココナラとの違いは成人向けの依頼・受注がOK(適切な修正などは必要です)なことです。
成人向け(R18)のコミッションで稼ぎたい方はSKIMAかSkebに登録しましょう。
以下でご紹介しているSkebとの違いは、Skebはその特性上「細かい依頼、打合せができない」ので
同人誌の表紙などの依頼・請負は難しいです。
そういった使用用途のイラストで、かつR18本での使用したい依頼者側は
SKIMA一択になってくるんじゃないかなと思うので
各サービスの特徴を考えて登録してみるといいかもしれません。
Skeb
手数料
一律13.6%
支払いについて
出金手数料450円
Skeb(スケブ)の特徴
イラストとSSを依頼・請負できるコミッションサイトです。
ココナラ、SKIMAと比べると手数料が安いです。
同人誌即売会などでおなじみ、アナログのスケブのように
「リクエスト」と「描く」の1往復のみのやりとりで完結し、
リテイクや打ち合わせはできない仕様です。
ココナラやSKIMAとの違いは「依頼者側の細かい要望を描き手に伝えることができない」こと。
なので、現状では「●●さんの〇〇が見たい!」といったような、
人気クリエーターに有料でリクエストが送れるサイトといった印象です。
無名のクリエーターが稼ぐには厳しい気がしますが
男性向けアダルトのニッチな性癖をターゲットにすればいけるかも…?
最近できた新しいサイトですが、
海外の方のために自動翻訳がついていたり
二次創作の元原作者にも収益還元プログラムなど
新しい取り組みがあります。
登録にTwitterアカウントが必要。
PIXTA(ピクスタ)
【PIXTA】PIXTAはYoutubeやブログをたくさん見る方なら一度は使われてるところを見たことがあるんじゃ?という
国内最大手のストックサイト。
写真のイメージが強いですがイラストの販売もできます。
ストックイラスト系はココナラやSKIMAと比べて、
コミック系というよりは一般向けのイラストが多いです。
実際に販売されている画像の系統を見てチャレンジするのがいいと思います。
Shutterstock
世界最大手のストックサイト。
全世界に向けて発信できるので売れる可能性は無限大です。
イラストAC
【イラストAC】イラストACは「アップしたイラストの著作権はイラストACに譲渡」する規約となっています。
なのでこちらにアップしたイラストは他のストックサイトなどにはアップできないことになるので注意。
ただダウンロードする側は基本無料(広告とプレミア会員費からクリエイター報酬が出る模様)
なので他のサイトよりダウンロードされやすい…かも?
稼げる?収入は?副業になる?
お小遣い程度ならどれも試してみる価値はあると思いますが、
がっつり収入を考えるなら市場のリサーチ、センス・画力磨きなどが必須です。
とくに、ストックイラスト系は投稿数が重要なので、
もともと素材になりそうな自作手持ちイラストがあるなら気軽に始めてみるのもアリですが、
最初から始めるとなると収入になるまでかなり根気が必要です。 (必要目安100点以上と言われています)
有名クリエイターさんは別ですが、
ほとんどの人は100点以上投稿して半年の収入が5000円程度になることが多いようです。
ただ、これだけ見るとやる意味を感じなくなってしまいますが、
ストックイラストはそのまま放置してもその後も収入が発生したり、
継続して数を増やしていけば収入も増えていく可能性もあります。
【2019.8追記】ココナラ、SKIMA、Skebを使用してみた感想
ココナラ、SKIMA、Skebの3サイトを実際使用してみたのですが、私はSKIMAが一番稼げました。
ちなみにこのブログネーム(さなな)でもなくアシスタント名でもなく、同人PNでもなく
全く新しく作った名前とイラストで出品してみました。
有名じゃないクリエイターでも、
同人誌の表紙の依頼やイラストを請け負って稼ぐならSKIMAかなあという印象です。
6月下旬~8月下旬の約2か月ほど依頼を受けて20万円。
本格的にやればこれだけでも食べて行けそうです。
アシスタント系の出品ではなく、イラスト依頼のみ請け負いました。
どういった出品やどの層をターゲットとした絵を描くといいのかなど研究して実行したので、
それについてはまた記事にしたいと思います。
「イラストが描ける」ことはすごい
SNSでは常に神画力のイラストを見る機会があるので「自分の絵なんて…」と思いがちですが、
イラストが描けることはすごいことです。
全体人口から見たらかなり希少種のはずです。
そして市場では上手な萌えイラストばかりが求められているわけではありません。
ちょっとラフめなイラストだったり、雑に見えるけど味のあるイラストだったり、
広告媒体などで求められるイラストは美麗なコミックイラストばかりではありません。
自分なんて…と思わずに、ぜひ色々なサービスに登録して
スキルを活かしてみてください。